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睡眠時間短縮研究

眠りを引き起こす働きが知られるホルモンの一種「プロスタグランジンD2」(PGD2)の受け皿となる脳表面のたんぱく質(受容体)を作用させなくすると、睡眠時間が短くなることを、大阪バイオサイエンス研究所(大阪府吹田市)の研究グループがラットを使った実験で確認した。居眠り防止薬の開発にもつながる成果だとして、18日から京都市で開かれる国際生化学・分子生物学会議で発表する。
PGD2は、脳の周囲を覆うくも膜から分泌され、くも膜と脳の間を流れる脳脊髄(せきずい)液中に微量に存在する。研究グループはこれまでに、PGD2をラットの脳に投与すると、受容体からアデノシンという神経伝達物質が発生し、それが睡眠を誘発することを突き止めている。しかしどうすれば睡眠を抑制できるかは確かめられていなかった。
実験では、脳のうち受容体が集中して存在する「前脳基底部」という部位に、受容体を作用させなくする薬の水溶液を6時間にわたり微量に投与し続けた。すると、薬の濃度が高いほど睡眠時間が短縮。ラットが通常睡眠に入る昼間で、睡眠時間は通常1時間あたり約40分だったのが20〜25分まで減少した。
 
今までは睡眠についてもわからないことが多かったわけだが、睡眠の「原因」に近づいていく研究には注目が集まるところである。実際に睡眠を短縮できても、体力が回復できるのかどうかが疑問視されるが、恣意的に睡眠の短縮を図る事が社会的にどのような影響を与えるのか、社会科学の観点からも研究が必要であろう。
もしかすると「睡眠短縮」というよりは「不眠治療」の光になるのかもしれない。不眠に悩む人を助けることの方が、睡眠を効率的に減衰させることよりも大切ではあろう。いずれにしろこの研究が進めばその両方のアプローチが可能になると考えられる。
| 化学 | 20:24 | comments(0) | trackbacks(1) |

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不眠症について
参考になりました。睡眠・不眠症について色々集めています。TB失礼致しましたm(_ _)m
2007/04/18 7:51 PM, from 不眠症の治し方

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