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京都議定書の実効やいかに

 経済産業省・資源エネルギー庁は24日、「2006年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」の骨子案を自民党エネルギー戦略合同部会(深谷隆司会長)に示した。骨子案は、温室効果ガスの削減目標を掲げた京都議定書が日本に厳しく、不公平だと強調している。
 削減義務を負う国の排出量が全体の3割にとどまるなど、現行の枠組みには問題が多いと指摘、京都議定書の削減期間(08〜12年)後の枠組みを巡る議論にも一石を投じそうだ。 1990年を削減量の基準としている現行の枠組みは、これまでの省エネ努力が反映されていないと批判している。基準を95年に変更すれば、04年までの日本の排出量増加率は7・4%から1%に大幅に縮小するとした。
-YOMIURI ONLINE-

 京都議定書のような国際的な環境保全意識をまとめあげる努力は評価されるべきであると思う。だが一方で、温室効果ガスの主役を担うとされる二酸化炭素の排出量を削減することだけで本当に地球温暖化を止めることができるであろうかという疑問は付いてまわる。科学者の間で現在でも議論になっているのはその点である。排出権取引についてもいかがなものであろうか。仮に二酸化炭素の増大が地球温暖化の主要因ではないということになれば、排出権取引など笑いの種になるほどバカらしい取り決めである。何の役にも立たないことから経済を生み出そうとするわけだから、いつかは破綻するに決まっている。

 地球温暖化の要因は二酸化炭素の増大だけではないと私は見る。気候700年周期説という学説があるが、人文科学系の角度からも地球の気候変化を分析した興味深い内容となっている。ここでは詳説しないが、その周期説から考えると現代は気温が上昇する周期に当たっている。46億年の地球の歴史を考え、その間の太陽の緩やかなる変容を考慮する時、単純に二酸化炭素増大だけを地球温暖化の要素にして政治的な枠組みを構築するのは性急に過ぎると思われる。地球温暖化のメカニズムを分析することはカオスに踏み入ることになるのかもしれないが、それでももっと周到な分析と結論があって良いと思うがいかがだろうか。
| 科学政策 | 17:45 | comments(4) | trackbacks(3) |

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Comment
二酸化炭素排出量の削減だけで温暖化が食い止められるかと言われれば、確かに疑問なんですよね。変な話、牛のゲップを食い止めるだけで大分違うとも言われていますし、貝(海に住んでいる、あの貝です)が海岸線の減少で数を減らしているのも、問題のひとつです。
とはいえ、じゃあ、二酸化炭素削減をしなくて良いのかと言えば、決してそんなことはない。
たとえパフォーマンスだと言われようが、「みんな、こんなに真剣に取り組んでいるんだよ」と言うところを見せないといけないですよね。
せめて、某大国のように「自国の利益にならないから、京都議定書には賛同できない」なんて、バカなことを日本政府は言わないで欲しいです。
2007/04/25 8:57 AM, from kyao
こうした国際的な協調を図る取り組みには、世界益を志向した態度をとってもらいたいですよね。国連においても、その他の機構においても、全てがそうあるべきなのですが…。

地球温暖化に関してはとにかく安直に二酸化炭素の増大だけに要因を求めるのではなく、もっと多彩な視野から問題を俯瞰するスタンスが必要だと思われます。大体、二酸化炭素排出を抑制する仕組みを組上げるのはまだよいとしても、現実に温暖化によって被害が想定される地域に対する対策をどうするのかということに意識を振り分けなくてはいけないはずではないでしょうか。それを国際的に救済していくということが枠組みの果たす役割の一つでもあると思うのです。
2007/04/27 2:01 PM, from Meishi
一般的に広く知られている「地球温暖化のメカニズム」とは、「未だに人類が海洋生態系の実態を解明していないのに、海洋によるCO2吸収量が判明しているものとして成り立っている、たちの悪い嘘」だと思います。
2007/04/30 8:05 PM, from スパイラルドラゴン
スパイラルドラゴンさん、はじめまして。

>未だに人類が海洋生態系の実態を解明していない

確かにそうですね。東大教養学部の教授でしたか、松井孝典氏が割りと整理された地球物理学を論じていますので、もしかしたら参考になるかもしれません。

それにしても仰るとおり、海洋生態系もそうですし、何しろ海の底のこともよくわかっていないのが現状です。海洋掘削船「ちきゅう」がようやく7000mの深さまで掘ることができるようになったとのことですが、本格的調査は今後ですね。
科学は本来多角的な視野に立つべきですし、厳密さを追いかけるのであればあるほど、可能性のあるもの全てに関わっていかねばならないと思います。地球温暖化をIPCCが認定しているような二酸化炭素の増大ばかりに要因があるような喧伝は科学者ではない私でも十分に危機感を覚えるものであります。
2007/05/01 2:23 PM, from Meishi









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