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冥王星、またも降格?!

 昨年8月の国際天文学連合(IAU)総会で太陽系第9惑星の地位から準惑星に降格された冥王星の質量が、近年発見された準惑星「エリス」よりも小さいとの計算結果を米カリフォルニア工科大学の天文学者マイク・ブラウン教授らが発表した。
 米天文学協会が14日明らかにしたところによると、同教授らはハッブル宇宙望遠鏡などで観測したエリスの衛星ディスノミアの軌道上の動きから、エリスの質量は冥王星の1.27倍と計算。エリスの直径は冥王星よりやや大きいとされてきたが、質量も上回っていることを突き止めた。冥王星は質量の比較でも、準惑星グループのトップの座に立つことができないと判断されたわけで、「第二の降格」(ロイター通信)といわれている。
 ブラウン教授はエリスの発見者。その発見は冥王星が惑星なのかどうかの論争を巻き起こす引き金になった。
-時事通信-

 実感としてはさほどの問題でもなかった「冥王星降格」問題だったが、今度は降格先の準惑星グループでもその筆頭に立てないということになりそうだ。やはりさほどの問題とも思えない。オロオロしているのは「人間の認識」の方であって、冥王星それ自体はビクともしていない。厳然とあの不思議な軌道で自公転を繰り返しているのである。
 そもそも惑星定義ということに甚大な労力を使うのはどうも的が外れているような気がしてならない。今回のようにエリスの質量が突き止められたりすることは事実の究明として歓迎すべきことであろうが、それによって冥王星よりも上か下かなどということはつばを飛ばして熱弁するほどのことでもないように感じる。それよりも、冥王星に関してはあの公転軌道のいびつさを証明することに研究の矛先が向いていくことが望ましいのではないか。太陽系惑星の中でも際立った不可思議さを持つ天体であることは異論がないであろうから、冥王星そのもののあり方を究明するスタンスを天文学者には堅持してもらいたいと思う。
| 天文 | 16:16 | comments(6) | trackbacks(0) |

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Comment
某大国が巡らした策略が、結果としてやぶ蛇になってしまったこの問題。まだ尾を引いていたんですねえ(笑)。(^^;
発見された当初はともかく、最近の観測で微天体のひとつであることはよく分かっていたはずなんですから、今更大騒ぎするというのもどうなんでしょうね。(^^;
ちなみに、今でも冥王星は占星術の世界で幅を利かせていますし、衛星のカロンも活躍してます。(^^)
2007/06/16 8:21 AM, from kyao
冥王星はアメリカの誇りだったのでしょうけれど、更に格付けが下がるという事態に反対の声を挙げる人もあの国には少なくないのでしょうね。

>占星術

これってどういう区切りがあるのかいつも謎に感じておりました。惑星と言ってもそれこそ星の数ほどありますし、今、地球で見えている星は実際はなくなっている可能性のあるものもありますし、占いの根拠にする基準は何かあるのかなぁと思っているところです。

ついつい星占いに懐疑的な目を向けてしまう私です…。
2007/06/18 3:16 PM, from Meishi
追記レスさせていただきます。いつもごめんなさい。m(__)m

>占星術
いやぁ(笑)。私が言うのも何ですが、いい加減ですよ(っていうか、血液型とか含め、どの占いも言ってしまえば非科学的ですし)。(^^;
いわゆる天王星が発見されるまで、占星術では土星までですべての運命を預言していたんですから(笑)。それが新しく惑星が発見される事に、ひとつ、またひとつと増えていき…。(^^;
占星術の裏側には、女性の「月のもの」を月が左右しているのと同様に、各惑星が人の誕生や死、運命に深く関わっているというものがあるんですが…月や太陽の引力に比べたら、他の惑星の引力なんて、例え惑星直列したところで計測誤差の範囲ですから。(^^;

私自身、友人から頼まれるので占っていると言うことはありますが、そうでなければ占いには手を出さないかも知れません。(^^;
2007/06/19 1:48 PM, from kyao
なるほど。やはりいい加減なものなのですか。というより、どうしてもいい加減なものにならざるを得ないのでしょうね…。
天王星発見までは土星までの範囲で占っていたとのことですが、水星なんてきちんと見えていたのでしょうかね。などと突っ込んでみたり…。

西洋的占星術と東洋的占星術にもまた違いがあるのですよね。木・火・土・金・水を万物組成の根源と見る「五行」の立場からの占いもあるでしょうし、星座なんかも関与するケースもあるのでしょう。

ともあれ、占いは「あいまいな基礎に複雑な理論」を構築する分野なので個人的にはどうしても避けて通りたくなってしまいますね。
2007/06/20 4:12 PM, from Meishi
目が悪いからなのか夜空を見上げると、肉眼で確認出来るのはメジャー?な星ばかり…
何気に倍率がそれほど高くない双眼鏡で星空を見上げて、肉眼では確認出来なかった無数の星に驚かされちゃうと、天文学にとって重大な問題であっても冥王星が惑星であろうとなかろうと、
どーでもいいような気が…m(__)m
2007/07/25 7:47 PM, from mana
いや、仰るとおりですよ。

冥王星が地球人の定義によってどうこうなるわけではありませんし、どうでも良いといえば不謹慎かもしれませんけれど、我々一般人としてはそれほどの話題でもないのかもしれませんね。
2007/08/02 1:24 PM, from Meishi









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