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北半球の降水量増加、人為的活動が影響

 化石燃料の燃焼に伴う温室効果ガスの排出など人為的な活動が、20世紀中の降水量の変化に大きな影響を及ぼしていたとみられることが、日米などの国際研究グループのコンピューターによる分析でわかった。26日付の英科学誌ネイチャーに発表される。

 研究グループでは、1925〜99年までの75年間の観測値を基に、温室効果ガス排出など人間の活動による影響のみを考慮した気候変動モデルと、火山からの粉じんの排出、日射など自然の影響を、人間活動に加えたモデルによる降水量の変化の違いを比較した。
 その結果、温室効果ガスなどの排出が多い北半球の中緯度(北緯40〜70度)では、過去100年間で年間降水量が62ミリ・メートル増加したうち、50〜85%が、人為的な要因とみられることがわかった。逆に、北緯0〜30度の亜熱帯、熱帯地域では、年間降水量が98ミリ・メートル減る乾燥化傾向があり、そのうち20〜40%が人間活動に伴う影響と分析された。
-読売新聞-

 世界の大都市のほとんどは北半球にあることが知られている。大都市の経済活動規模の大きさは周知の通りであるが、それは同時に二酸化炭素の排出幅が大きいということをも意味している。日々莫大なエネルギーによって我々の社会は支えられているが、大量に発生する二酸化炭素を自然が吸収するスピードが追いついていない。温室効果ガスの増大による地球温暖化が叫ばれるこの頃だが、降水量も人為的影響により増加しているという今回の報告はそれぞれ密接に連関した事象なのであろう。
 こうした地球規模での難題は、対象が巨大すぎて我々一人一人の人間にとって本当の意味での「深刻な課題」であると受け止められていないのが現状である。その故か、全く個別的な人間の欲望は抑制の効かない幼子のような様相を呈しており、より事態は深刻さを増していると考えていいだろう。20世紀から21世紀にかけての世界気候の激変は、まさに「タガ」の外れた人間の欲望が形を変えて噴出してきたものである。人類は環境の悪化を防ぎ現状からあるべき姿に回復させるには「優れた技術の到来」を期するしかないという態度に終始してしまうのであろうか。
 いや、それではあまりに失うものも大きい。取り戻さねばならぬのは環境であるのは当然として、環境と一体不可分の存在としての本来の人間性そのものではないだろうか。科学が発達して分析が緻密になることは大いに結構なことである。そして同時になされねばならないことは、人間が人類の課題を直視し、自己の態度を改めていかんとする心構えであり、その小さな歩みを実際に一歩踏み出して具体的な行動に還元していくということであろうと思われるがいかがであろうか。
| 科学 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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